ANAデビット・ANAプリペイドカード3種類を徹底比較!!

以前、クレジットカードであるANAカードの審査などについて触れた記事を書いたのですが、思いの他反響がありましたので、今回はANAカードが持てなくても、ANAカードに近い恩恵を受けることが出来る『ANAデビットカード』『ANAプリペイドカード』について触れてみたいと思います。

 




一般的なデビットカードとは

クレジットカードは購入した商品や利用したサービスを一時的にカード会社が立て替え後日まとめて支払いをするシステムです。
これに対し、デビットカード事前に銀行口座やカードへ入金をしておき、カードを利用して商品購入やサービス利用をすると、その場で即時入金してある残高から引き落とされるシステムとなります。

よって、入金してある分のみ利用が出来るため使いすぎなどもなく、審査も無いことから18歳未満のクレジットカードをまだ持つことができない未成年者や、過去に金融事故などで『ブラックリスト』となってしまいクレジット利用が出来ない場合、また『クレジットカード=後払いで使いすぎが怖いので嫌だ』、という方でも持つことが出来ます。

利用方法もクレジットカードと同じなため、世界中のVISAやJCB加盟店で利用可能、現金を持ち歩く必要も無く安全なことから、現在普及の一途をたどっています。

特徴的なANAデビットカード

一般的なデビットカードであれば以上、という説明で済むのですが、ANA提携の『ANAマイレージクラブ Financial Pass VISAデビットカード』は、他のデビットカードとは違ってきます。

それは、銀行の普通預金残高が一時的に不足した場合に、定期預金の90%の額まで自動貸越し機能(銀行が一時的に立て替える)があるため銀行の審査があり、CIC=信用情報への参照・登録があります。

また、20歳以上65歳未満までの年齢制限があります。

信用情報への登録内容は『リボ扱いのキャッシング』というカテゴリーへ登録されるため、実質カードローン利用となります。

審査に通らなかった場合は、VISA機能の無い銀行預金カードが送られてくるため、デビットでは無くなってしまいます。

また、貸越し機能の利用は拒否できますが、口座開設時の審査は必ずあること、信用情報への登録があることを考慮しなくてはならないこととなります。

ANAマイレージクラブ Financial Pass VISAデビットカード

ANAデビットカード

スルガ銀行ANA支店で口座開設をすると利用が出来るデビットカードで年会費は無料です。

VISAデビットカードの中では日本で草分け的な存在で、歴史も長いデビットカードです。店舗やサービスなどでクレジットカードと同じように利用すると即時、銀行口座から引き落とされます。

また、前項で触れたように『貸越し機能』があり、残高不足時は銀行が一時的に立て替える機能があります。

マイル付与率は『年間利用額制』です。1月1日から12月31日でカウントされます。

100万円以上200万円未満で3,000マイル
200万円以上で8,000マイル

特徴やメリット・デメリットとして、以下の点が挙げられます。

ANA Financial Pass VISAデビットカードのメリット

・VISA加盟店であれば世界のどこでも利用できる

・他のANAデビットにはない、携帯電話や電気料金など公共料金の引き落としが唯一可能

・デビットながらも国内旅行保険、海外旅行保険がしっかり付帯

・50万円以上預金が入っていれば手数料は無料

 

ANA Financial Pass VISAデビットカードのデメリット

デビットカードにも関わらず審査があり、信用情報への登録がある

・海外で利用した時のレートが割高

マイルの付与率は利用額100万円以上200万円未満、200万円以上とざっくりで付与格差が激しい

 

ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードの総評

あまりにも特徴的な部分が多いので他のデビットとの比較対象が、という点で難しいのですが・・・

審査や信用情報を気になされている方やには正直厳しいのかな?という印象です。

ただし、預金額で手数料の有無が変わってくる点などから、まとまった金額が預金可能でなおかつ、信用情報に問題の無い方であれば、旅行保険付帯などや自動引き落とし可能などのメリット部分は享受できると思います。

一般的なプリペイドカードとは

プリペイドカードのシステムはすでに一般的になっており、『入金した分だけ利用できる』という安心さがあります。

また、デビットと違う点は銀行口座などの開設も不要で、審査などもありません。

ANAプリペイドカードは現在2種類があり、VISA(三井住友カード)とJCBを選択することができます。それぞれ手数料などが異なってくるため、比較&解説をしていきます。

ANA VISA プリペイドカード

ANAデビットカード

三井住友カードから登場しました。

発行手数料は200円、送料で440円が必要ですが、現在は無料で作ることが出来ます。

クレジットカードからの入金のみで使用する『チャージ限定型』と、様々な入金方法に対応している『オールチャージ型』の2種類がありますが、ここでは『オールチャージ型』について解説します。

15歳から申し込み・利用可能で審査はありません。

インターネットからの申し込みで全て完結しますので簡単です。VISAプリペイドとなるため、世界のVISA加盟店、インターネットショッピングなどで、クレジットカード同様の使い方で利用出来ます。

利用可能額は入金している分のみで、商品購入と同時に即時決済となります。

入金限度額は30万円までです。コンビニや銀行ATM、ネットバンク、クレジットカードから入金できます。

本人確認登録(無料)を行っていれば、万が一紛失や盗難にあった場合にマイページからロックをかけてカードを停止させることができます。別のVISAプリペイドへ紛失したカードの残高を移すことも可能です。

マイル付与は1,000円あたり5マイル100円=0.5マイル)です。

マイル付与の良い点として、利用金額に対してマイルが付与されていくため1,000円以下は切り捨て、などの心配はいりません。

細かい金額を利用したとしても、1ヶ月ごとに集計合算となり1,000円ごとにちゃんと5マイル付与されます。

ANA VISA プリペイドのメリット

・世界のどこでも利用できるVISAブランド

審査無し、年会費なし

・紛失・盗難時のセキュリティがある

 

ANA VISA プリペイドのデメリット

提携クレジットカード以外の入金(チャージ)は手数料200円がかかる

・本人確認登録をしていないと有効期間は1年で失効する

 

ANA VISAプリペイドカードの総評

提携しているVISA系カード以外からのチャージには手数料がかかってしまう、という点のみデメリットと感じてしまいます。

マイル付与率や旅行保険が無いというのはプリペイドカードなだけに、その点は妥協すべきところではないでしょうか。

ANA JCBプリペイドカード

ANAデビットカード

こちらはJCBから出ているタイプです。

最初に利用開始手数料が540円かかりますが、2019年3月31日まで無料で利用できます。

ANA VISA プリペイドカード同様に15歳以上であれば持つことができます。審査はありません。

世界のJCB加盟店で、クレジットカード同様の使い方で利用できます。上限の残高は30万円まで、とVISAタイプと基本仕様は同じですが、チャージ手数料やコースなどが異なってきます。

2つのコース『マイルコース』と『キャッシュバックコース』

ANA JCBプリペイドの特徴として、貯まったポイントをANAマイルにするかキャッシュバックにするかを入会時に選択します

マイルコースを選択した場合は1000円=5マイル、『キャッシュバックコースを選択すると200円=1円が付与されます。

どちらのコースも毎月16日~翌月の15日までの利用額で算定され、マイルは末日、キャッシュバックは25日に反映されます。

半年ごとの入金額でボーナスマイルが追加される

さらに、半年あたりのチャージ(入金額)によって、追加のボーナスマイルがあります。

・『マイルコース』 半年に12万円以上→180マイル、24万円以上→360マイル

・『キャッシュバックコース』 半年に12万円以上→180円、24万円以上→360円

『マイルコース』の方が、ボーナスマイルの付与率が良くなっています。

入金時の手数料が無料

また、ANA VISAプリペイドでは提携クレジットカード以外、コンビニなどからの入金に手数料が発生しますが、このANA JCB プリペイドは無料となっています(ネットコンビニと銀行振り込みは108円の手数料が発生します)

手数料とボーナスマイルを考慮すると、JCBが優位です。

ANA JCB プリペイドのメリット

・手数料が他のプリペイドと比較して無料が多い

入金額によってのボーナスマイル特典はJCBのみ

 

ANA JCB プリペイドのデメリット

・公共料金やガソリンスタンドなど、一部では利用できない

・海外でJCBが利用できない地域や国がある

・30万円まで入金可なのにコンビニでの1回のチャージ上限額が49,000円。

 それ以上を入金する場合は繰り返す手間がかかる

 

ANA JCBプリペイドカードの総評

還元率のみにこだわるならば、JCBのデビットでは楽天銀行JCBデビットが100円=1ポイントで『キャッシュバックコース』よりも最強です。

しかし『ANAマイルを貯める』となれば『マイルコース』、間違いなくこちらを選択するべきです。

総合比較の結果

銀行口座を開設する必要がありますが、保険付帯や公共料金の引き落としが可能など、クレジットカードに程近いサービスとしては『ANAマイレージクラブ Financial Pass VISAデビットカード』となります。 しかし、還元率という点では年間で200万以上の利用という条件と、信用情報を参照・登録とした審査があること、また審査に落ちたという報告例もあることから、必ずしも絶対に発行されるという保証はありません。

手軽さでは審査もなくスピーディーに発行され、入金もコンビニなどで手軽に出来る点で三井住友VISAかJCBとなりますが、三井住友VISAは提携クレジットカード以外からの1回の入金に対し200円の手数料がかかることから、長期の利用=マイルを貯めていく、とすればJCBに軍配があがります。

ご参考になれば幸いです(՞ةڼ◔)☝

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