
ANAカードをこれから作ろう、という方を対象とした新規入会キャンペーンがANAカードを発行している三井住友、JCB、ダイナース、アメックスの各社で行われています。
この各カード会社のキャンペーンとはまた別に、ANA側のANAカード新規入会の特典として『マイ友プログラム』があります。
新規でANAカード、ANAプリペイドカードなどが対象のこの特典は、先にカード会社に申し込みをする前にANA側でエントリーをしておくと、カード会社とマイ友プログラムで特典の二重取りが可能となります。
ANAカードを新規で作られる方はエントリーしておいて損のない内容となっていますので、対象となる方は必ずチェックしておきましょう。
Contents
マイ友プログラムとは
マイ友プログラムは、既存でANAカードを持つ人から新規でANAカードを作る方への紹介特典です。
既にANAカードを持っている人がマイ友プログラムに登録すると紹介番号が発行されます。
新しくANAカードを作りたい方へ名前と紹介番号を知らせ、新しくANAカードを作る方はANA公式のマイ友プログラムサイトにて個人情報を入力しエントリー、という簡単な仕組みです。
後は、紹介された方が各カード会社でANAカードを申し込み発行されると、紹介した方、された方の両方に特典としてマイルが付与されます。
対象となるマイ友プログラムのルール
先にマイ友プログラムのルールを確認しておきます。適用となるかしっかりチェックしておきましょう。
①1人1回だけの特典となります。以前にマイ友プログラムで新規申し込み→発行された方は対象外です。ただし以前にANAカードを持っていてマイ友プログラムを利用したことがなく、ANAカードの退会から半年以上経過していれば対象となります。
②既存会員が持っているANAカード、新規会員が申し込むANAカードの種類は問いません。つまり、既存の会員がANA一般カード、新しく作る方がANAプリペイドカードでもマイ友プログラムは適用されます。
③新しく作る方は、既存会員から知らされた名前と紹介番号をフォームに入力するだけでエントリー完了となります。ただし、エントリー有効期間は3ヶ月となるため、3ヶ月以内に申し込みを完了させる必要があります。
④必ず先にマイ友プログラムのエントリーをしてからANAカードの申し込みをしてください。事後の登録は出来ません。家族同士の紹介も大丈夫です。ただし、自分で自分を紹介することは出来ません。
ANAカードの種類で特典マイル数が異なる
新規で作るANAカードの種類によって、マイ友プログラムで付与される特典マイル数が変わってきます。
マイ友プログラムは1人1回だけの特典となるため、一般カードでマイ友プログラムを利用してしまうと、もしゴールドへ変えたくなってもマイ友プログラムはもう利用することは出来ません。
ANAカード選びの記事で、ANAアメックス、ソラチカJCB、そしてANA VISAワイドゴールドカードの3種類をお勧めさせて頂きました。
ANAアメックスとソラチカJCBは一般カードとなり特典マイル数はどちらも500マイル、ANA VISAワイドゴールドはゴールドカードとなり特典マイル数が2,000マイルと大きく変わってきます。
1回だけの特典ですので、年会費や利用頻度などを勘案して決めることが大事です。
もしこの先、ANA VISA ワイドゴールドにする前提でまずはANA一般カードからという方は、一般カードでマイ友プログラムを利用せず、ゴールドを新規で作る際までマイ友プログラムを取っておく、という方法も一応可能ではあります。
ただし先に書いてある通り、現在進行形でANAカードを持っている場合はマイ友プログラムの利用は出来ません。
この場合は一旦ANA一般カードを退会の上、普通のANAマイレージカードへマイルを逃しておき、半年空けてからANA VISAワイドゴールドをマイ友プログラム経由で発行するという手間がかかります。
当然ながら半年の間、ANAマイルに移行できるポイントのクレジットカードで代用する必要が出てきます。
カード会社別にみるマイ友プログラムのお得利用法
ANAカードの発行会社によって変わって来ます。
一番お得=多くマイルを得ることが出来る方法を並べてみます。
三井住友カード、JCB、ダイナース
ANAマイ友プログラム+ポイントサイト経由+ANAカード新規入会キャンペーンが一番お得です。
手順としては以下の通りです。
マイ友プログラムで先にエントリー→ポイントサイトを経由→各カード会社公式ホームページで申し込み、となります。
これによりANAマイ友プログラム、ポイントサイト、カード会社3つの特典全てを享受出来ます。
アメリカンエキスプレス
ANAマイ友プログラム→アメックス既存会員からの紹介が一番お得です。
アメックスの場合はポイントサイトでの還元が弱く、トータルで見た場合は既存アメックス会員からの紹介が一番お得となります。
公式のANAアメックスキャンペーンでは、3ヶ月以内に50万円利用でポイント付与が30,000マイル相当ですが、アメックス会員からの紹介は33,000マイル相当と、紹介の方が3,000マイルほどさらにマイルが増量となります。
そして、この方法が一番特典を享受することが出来ますが、ANAカードの既存会員からの紹介+アメックスの既存会員からの紹介、と二重の紹介が必要となってしまう点がネックです。
運良く周りにアメックスをすでに利用している人がいる場合は良いのですが、周りにアメックス利用の知人がいない場合はポイントサイト経由の公式ホームページへ、という流れになります。
マイ友プログラムはプリペイドも対象
特筆すべき点は、クレジットカードのANAカードだけでなく、ANAデビットカードやANAプリペイドカードもマイ友プログラムの対象となっている点が挙げられます。
クレジットカードに抵抗のある方や、未成年の方でも対象となるため、非常に幅広い紹介制度と言えるでしょう。
実際にマイ友プログラムを利用してみる
それでは、実際のマイ友プログラム申し込み手順を説明していきます。
まず、ANA公式サイト内にあるマイ友プログラムページにアクセスし登録用ページ【さっそく登録する】へ進む。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/anacard/mgm/regist/
▲マイ友プログラムANA公式サイト▲
マイ友プログラムエントリー専用サイトのフォームに、紹介相手の氏名と登録番号を入力
下の段には、登録する方(新しくANAカードを作る方)の氏名と生年月日を入力して登録完了です。
登録が完了すると、そのまま各カード会社への申し込み画面へ移ります。ここでANAカード、ANAゴールドカードの方は一旦ここで画面を閉じて終了します。ANAプリペイドカード、ANAプレミアムカードの方はそのまま進んで大丈夫です。
三井住友、JCB、ダイナースの方は、ポイントサイト経由でANAカードを申し込みします。
アメックスで紹介のある方は、紹介してもらう方から受け取っているアメックス紹介専用URLから申し込みをします。紹介の無い方はポイントサイト経由となります。
マイ友プログラムは先にエントリーさえしていれば良いため、ポイントサイト経由の申し込みでもちゃんと適用になります。
ANAプリペイドカード、ANAプレミアムカードについては、現在ポイントサイトでの広告が出ていないため、そのまま直接各カード会社へのサイトへ、ということになります。
マイ友プログラムの注意点
実際に既存のANAカード会員から名前と紹介番号を入手する必要があります。周りに持っている方がいれば良いのですが、いない場合は探す必要が出てきます。
なお、氏名や生年月日などの個人情報を扱う内容ですので、トラブル防止の観点から当サイトでは一切紹介行為は致しておりません。
ANAアメックスカードの紹介についても、周りにアメックスカードを持っている方が必要です。こちらは周りにアメックスを持っている方がいない場合はポイントサイト経由の申し込みとなります。
マイ友プログラムのまとめ
マイ友プログラムは、既存会員からの紹介という点がネックではありますが、ANAカード発行だけでも特典三重取りが可能なだけにぜひとも活用したい制度です。
意外と周りにANAカードを持っている、という方はいるかと思いますので、ぜひ紹介を受けて活用してみてください。
お役に立てれば幸いです(՞ةڼ◔)☝