クレジットカードを延滞し続けるとどうなる?5段階の処理とは

クレジットカードにはどのカードにも必ず締め日、そして支払い日というものが存在します。

締め日までに利用した金額を、支払い日に銀行口座の引き落としやコンビニからの払い込み用紙などで支払いをします。利用分があれば、これが毎月繰り返されていくわけです。

さて、時として不幸なことに、支払い日に支払いを行わなかった、また行うことが出来なかった場合は一体どのようになるのでしょうか。

今回はクレジットカードの延滞と、その後について書いてみたいと思います。




第1段階 1日~14日

信用情報には延滞が登録される場合があります

クレジット 延滞

<画像は拾い物に加工を施してあります> 

残高不足や入金忘れなどで、一番多いのがこの1~14日の遅延です。ついうっかり、と言いたいかもしれませんが、延滞の事実には違いはありません。

CICなどへの信用情報の記録に延滞情報となる記録を付けるか、付けないかはクレジットカード会社によります。比較的審査が甘いカード会社ほど、すぐに延滞記録を付けることが多いです。

逆にカード会社よっては、元から記録を付けるまでの時間が長いために延滞情報を付けなかったり、過去の利用状況を勘案して付けない場合もあります。

延滞の記録として登録される内容は『決められた日に入金が無かった』を示すAマークを記録することになります。このAマークとは24ヶ月後、つまり2年間信用情報上に残され、信用情報に加盟するカード会社からは丸見えの状態で残ります。

当然ながら、他のカードを新規で申し込む際は不利となりますし、既に持っているカード会社の途上与信で見つかると、限度額の引き下げや利用停止などの処置が取られます。

なお、その後通常にしっかりと支払いを行い24ヶ月経過すると、この履歴は抹消され(押し出され)ます。

この時点では、すぐにカード会社へ連絡を取り、支払いを行えばダメージは少なくて済みます。

もし支払いの日にちから遅れてしまったら、すぐに連絡して払う!!と覚えていれば大丈夫です。

第二段階 2週間~2ヶ月

督促状が郵送され、信用情報には延滞が記録されます

クレジット 延滞

カード会社の対応としては、自宅へハガキなどの郵送で支払いを促す通知が送られて来ます。また、連絡先とされている場所への電話連絡などがあります。

この段階まで来ると、全てのカード会社は信用情報へ延滞のAマークは確実に付けてきます。

また、カードの利用停止処置が行われ、買い物や支払いに当該のクレジットカードを使用することが出来なくなります。

他のカード会社でも、カードの利用を停止し始める会社が出て来ます。

第三段階 2ヶ月~半年

信用情報には異動が登録されます

クレジット 延滞

<画像は拾い物に加工を施してあります> 

完全にカード会員の停止→強制解約、となります。

分割購入などの場合は『期限の利益の喪失』という形で、一括返済を求められます。

カード会社からはハガキや封書などの郵送、また電話による督促も引き続き行われますが、一部のカード会社は自宅への訪問(実調、といいます)を行う会社もあります。

信用情報上にはついに、ブラックリストを示す『異動』の文字が記録されます。

異動が付く条件は『61日以上の延滞』が対象です。異動登録がされると、そのカードの債務が残っている限りはそのまま延々と登録されます。また、債務の支払いが終わっても、その後5年間残されます。

この異動が付いており、債務が残ったままの状態の場合は、例え審査が甘いとされているカード会社であっても審査が通ることはありません。

第四段階 半年~1年

法的手段を取る会社も中にはあります

金額によっては貸金返還請求訴訟などの法的手段を取る会社もありますが、基本的に無担保債権となるクレジットカードではあまり法的手段を取る会社は無いようです。

引き続き、郵送や電話での督促が続きますが、担当する部署が長期延滞者を扱う部署に変わることが多いのもこのタイミングです。

保証会社などが入っている契約の場合は立替=代位弁済が行われ『求償権の請求』が行われます。

(※求償権とは、他人の債務を肩代わりした人が債務者本人に対して肩代わりした債務分の金銭を請求する権利のことを指します)

信販のカーローンなどですと、車両の差し押さえや回収(信販会社のカーローンは完済まで所有者が信販会社となる)を行います。

第五段階 1~2年

サービサーへの債権譲渡が行われます

このまま自社で債権を管理して督促を続けるか、債権回収会社(サービサー)に債権譲渡して処理をするかを判断されるのがこの時期です。現在ではサービサーへ債権が売却され、処理されることが多くなっています。

サービサーへ債権譲渡がされた後は、債権者が変わった旨を通知する内容証明郵便が届きます。

ただし、現在では最初のクレジットカード契約の時点で、保証会社=債権回収会社として予め書かれていることもあるため、必ず内容証明郵便が届く、ということでも無いようです。

クレジット延滞についてのまとめ

さすがに夜逃げや踏み倒す目的でない限り、第五段階まで行くことは稀だと思います。

また、支払いが遅れた理由も、純粋なうっかりしていたケースから、何らかの事情で(失業とか病気とか)まで様々であると思います。

もし、うっかりであれば速やかにデスクへ連絡して支払うことで最悪の事態は免れますし、失業や病気など、不慮の事態でもどうすれば良いか、をその時点で相談することで解決出来る場合もあります。

多重債務であれば、弁護士や司法書士などとの相談の上、状況に合った法的処理をするのが望ましいといえます。

クレジットはあなたの信用です。大事にしてくださいね。

お役に立てれば幸いです(՞ةڼ◔)☝

関連記事