
情報商材…古くはパチンコ、パチスロの攻略法やら投資、投機、裏情報…基本『儲ける』というワードで必ず現れるものの一つです。
今回は、ANAマイルにまつわる情報商材のお話を書いてみます。
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情報商材とは
ものすごくキャッチーなタイトル、興味を引くような内容。まさかそんなはずは…でも、そのまさかがあるかもしれないし…と思わせることが出来れば購入の一歩手前。
情報商材って中身より、そもそも買わせるまでが勝負です。
『情報商材で儲けました!!あなたも一緒にやりませんか!!今までの無駄にサヨナラ!!サクセスストーリーを思い描いてください!!』みたいな。
情報の中身のみを見てしまえば『こんなの売れんのかよ?』と思ってしまうような内容なんですが売れるんですよね。売れるから売ってるんでしょうし。
『楽して儲けたい』『こっそり得をしたい』『オレも社長になりたい』という、見事なまでの欲望をくすぐるワードを並べてターゲットとなる対象者に買ってもらう。特に欲で目がくらんでしまった人たちはコロッといくでしょう。
実際、社長なんてなった日には経営の勉強に追われ、経営責任を負わされ、取引先の上同士のお付き合い、そして従業員の給料の支払いに追われ、残り物が自分の給料です。
よっぽど安定して太い利益が叩けていない限り良いことなんてありません。私は知人の社長職やってる人たちの苦労を見ていると、少なくとも私は社長にはなりたくないです。
話がそれました。戻します。
ANAマイルにも情報商材が存在します。もちろん、全てのものが詐欺やインチキではありません。そこは先に言っておきます。
ただ、お金を払ってまで買うものでは無いのが大半であることは間違いない、と個人的に思っています。あくまでも個人的にです。
そこで今回は、過去ネット上で話題となったANAマイルに纏わる情報商材として売られているものをピックアップして見ていきます。
その1 2,160円で海外旅行に行く方法
陸マイラーからすればピンとくる金額です。そう、ANAカードです(笑)
確かにANAカードでマイルを貯めていけば飛行機にタダで乗れます。ウソはついていません。
ウソではありませんが、お金という対価を支払って買う情報です。これをどう思うかは皆さんにお任せします。
その2 飛行機に乗らず年21万マイルを稼ぎ出す方法
まんまですよね。前まであったソラチカルートの話です。グーグル検索すれば山ほど出てくるマイラーブログで書かれているアレです。
ただし、売られている情報商材は1~100円とお安くなっております。
これがどういう意味かと言えば情報商材の中身の部分です。情報の中の過程でポイントサイトへの登録を、って部分がミソです。
その3 飛行機に乗らずポイントサイトも使わず100万マイル貯める方法
これはアメックスの紹介で得るポイントをマイルにするというネタです。100万マイル貯めるのに何人にアメックスの紹介すればいいんだ?というツッコミはさておき、確かに飛行機にも乗ってません。ウソではないですね。
アメックスポイント、一度でも交換暦があればポイント無期限になりますし、私もこれは実践すれば死ぬまでには達成出来るかもしれません。
そして、これと近いものでぽちトクでも書きましたが、ANAカードを紹介するマイ友プログラムを利用した情報商材もあります。
アメックスほどのマイル付与量もなくマイル期限も3年となりますが、飛行機に乗らずポイントサイトも使わず、という触れ込みに当てはめれば達成可能です。
その4 1,080円で他人のマイルを自分のものに出来る
これ、ANAの家族カードとかファミリーマイルですね。確かに家族カードはメインカードにマイルが貯まっていきますし、ファミリーマイルも合算は出来ます。
でも家族なんだから他人って表現はちょっとな、と個人的に思いました。
あと、家族カードの話ならばメインカードの年会費2,160円の記載も欲しかったです。
余談ですが、アメックスの家族カードの発行基準って他のカード会社とはちょっと違っています。
日本のカード会社の家族カードは結婚していたり血縁がないと発行されませんが、アメックスの場合は内縁や同性パートナー(LGBT)でも発行対象です。結構アメリカらしい先進的な考えですよね。アメックス素晴らしいです。
その5 マイル王者になってマイルを売買しよう
これ法人カードの大元や管理できる立場になる、ってネタです。法人カードは会社側にポイントが積算されます。
ちなみにポイントには横領罪が適用されない(法規制がない)ので完全グレーゾーンです。
ポイントの処理方法については、その会社の規則に準じた取り扱いとなります。ちなみに法人のカードポイントは雑収入扱いで経費として落とすのが一般的です。
その6 東京→大阪間の飛行機代をタダにする方法
もうまんまです。確かにタダになります。大阪じゃなくても札幌でも沖縄でも、はたまたニューヨークでもタダになります。
国際線は燃油サーチャージと諸々の税金は必要ですが、ポイントサイトで賄えばいいってことですかね。とりあえずつまるところマイル貯めろと(爆)
まとめ
気になる、といかに思わせるかが勝負です。つまりウソでない限りは法律上何の問題もありません。情報の値段や価値は、人それぞれ基準も違います。
出来たとしてもこの陸マイラーの世界、すぐに開拓されて広まりますし、そんなんやられた日にはとっくに塞がれています。メトロポイントですら月2万で入り口塞がれているわけです。
そして今はグーグルで検索すれば何でも出てくるいい時代になりました。
ちなみに、私はソラチカを使わなくてもだいたい年8~10万マイルは普通に貯めてます。そのやり方はまだ書き切れていないものもありますが、このぽちトクに今後も余すところないよう頑張って書いていきます。
そしてここは、無料で読めます。
とりあえず…それだけです。
(完)